大泉学園は、東京都練馬区の端っこ、西東京市や埼玉県の新座市などに隣接する地区です。電車は西武池袋線が通っているほか、西武バスの経路や本数が多い地域であり、漫画やアニメ、映画などのエンターテイメント都市(?)でもあります。
今回は、大泉学園の良いところと、良くないところについて、在住歴20年以上のライターが解説、紹介します。
目次
大泉学園の良い所
学園通りの桜が綺麗
約3kmに渡って桜の木が植えられている通称学園通りは、桜の名所として地元の人に愛されています。
バスや電車で行ける場所が多い
大泉学園周辺は、西武バスが主な交通経路となっており、西武池袋線の大泉学園駅以外にも、西武新宿線の上石神井駅などにもバスで行けたり、中央線の吉祥寺駅や阿佐ヶ谷駅にもバス一本でいけます。
また、本数は少ないですが、同じ練馬区の光が丘や、隣接する板橋区内の成増などにもバス一本で行くことが出来ます。
また、埼玉方面に行く場合には、東武東上線の朝霞駅や東京メトロの地下鉄成増駅にもアクセス出来ます。電車に乗ることが出来れば、都心はもちろん、埼玉方面の川越や秩父などの観光名所にも足を運びやすいです。
大泉ジャンクション、高速道路に近い
大泉学園には、関越自動車道と東京外環自動車道を接続する大泉ジャンクションがあります。そのため、車をお持ちの方は、埼玉方面にも都心方面にも、車で移動しやすいです。
病院が多い
駅周辺をはじめ、学園通り沿いには、多くの病院が建ち並びます。病気や怪我などで、病院に通うことの多い、お子さんや高齢者の方も安心でしょう。
公園が多い
練馬区は、東京都内の中で公園の数が多い区となっており、大泉学園もマス目上の住宅街内に、沢山の公園があります。お子さん連れのご家族は勿論、子供だけで遊べる広めの公園も沢山あります。中でも東京都立の大泉中央公園は、大泉学園内では随一の広さと大きさで、隣県の樹林公園と合わせて、かなりの広さを誇ります。
大泉学園の良くない所
大泉学園は、学園都市開発が中断してしまったという経緯があり、主に交通の面で不便なところが有ったりします。
住宅街の道路が込み入っていて、一方通行が多い
住宅街は、マス目になっているような場所が多いです。そのため、初めて住宅街まで車で訪れる方は、その一方通行の多さにびっくりするかもしれません。
バス通りが片側1車線
バスが集中する学園通りは、片側1車線です。交通量に対して、道路が狭いので、悪天候時や緊急車両が駆けつけるなど、何かしらのアクシデントが発生すると渋滞になりやすい所でもあります。道路拡張が望まれますが、現実問題として厳しいのが実情です。
歩道が狭い
冒頭にも紹介しましたが、都市開発が中断してしまったため、駅周辺も含め全体的に歩道が狭く、自転車が歩道を走る場合には、危ないことも多いです。
バスに乗らないと駅まで行くのが不便
大泉学園は、西部バスに乗ることさえ出来れば、比較的多様な沿線にアクセスできるのですが、バス通りで何かしらのアクシデントが起こると、完全に交通経路が停止します。そのため、時間厳守の通勤や通学には、あまり向かない面もあります。
車の交通量が多い
大泉ジャンクションを有する地域なので、そこを目的地、もしくは、そこから来る車の往来が多い場所でもあります。また、川越街道のような大通りも近いので、そこを往来する車も多いでしょう。
場所によってはスーパーが遠い
駅前を除いて、メインとなるバス通りくらいにしか、スーパーがありません。埼玉方面、もしくは、関越自動車道などにスーパーが密集しています。そのため、住む場所によっては、車が無いと食品などの買い出しが大変かもしれません。
まとめ
大泉学園の良いところも悪いところも、交通面で目立つかもしれません。特に小さなお子さんが一緒の時には、歩道は勿論、住宅地の十字路など、交通事故に遭わないよう気を配ってあげてください。